スタッフブログを見ていただきありがとうございます
カジワラリフォームの梶原です。
最近、
「外壁の汚れが目立ってきて気になる・・・」
「塗装をしてもすぐに汚れたら嫌だな」
「長く綺麗な外壁を保つ塗料はないか」と相談に来られる方が多いです。
外壁は、ずっと外気されているのと、なかなか頻繁に掃除することもできないため、どうしても汚れはついてしまいます。
塗料の色選びについて知識がないと、せっかく塗装をしたのにすぐ汚れが目立ってしまうということもあります。
この記事では、汚れが目立ってしまう原因、塗料による汚れやすさの違いなどの必要な知識についてご紹介いたします。
また、汚れが目立たない色について、実例と一緒にわかりやすくまとめていますのでぜひご参考にしてみてください。
さらに色選びの注意点、悪徳業者に騙されないポイントについても解説し、満足できる外壁塗装が実施できるようになります。
なぜ外壁の汚れは目立つ?
「外壁は、外にあるもので汚れてしまうのは仕方ないかな・・・」
確かに、外壁に汚れが付着してしまうのは避けられませんが、目立たないようにすることはできます。
汚れの原因、汚れと色の関係、塗料の性能について知ることで、綺麗な外壁を長く保つことができるようになります。
汚れの原因
外壁の汚れの原因となるものについてご紹介いたします。
・土埃
風に乗ってきた細かい土埃が外壁に付着します。薄い茶色の粉がうっすらと付き、外壁がくすんだようになります。
・花粉
花粉のシーズンになると、外壁に黄色っぽい粉が付着するようになります。
・排気ガス
空気中に含まれる車の排気ガスが、少しずつ外壁に付着するようになります。うっすらと黒い汚れが、外壁に堆積してきます。
・雨だれ
サッシ下、換気フード下などに、雨によって流された汚れが目立つようになります。黒っぽい色の汚れになります。
外壁につく汚れの種類は、上記のようなものが主で、どれも茶色や黒っぽい色をしています。これらの汚れが目立たない外壁にするためには、汚れの色を考えた色選びをすれば良いということになります。
汚れが目立つ色
黒や白、原色の色は、汚れが目立ってしまいます。
黒は、汚れが目立たないイメージのある方もいるかもしれませんが、実は白よりも汚れが目立ってしまうこともあります。汚れの色とのコントラストが高く、黒以外にも濃い色にすると汚れが目立ってしまう傾向にあります。
白を選ぶ際は、真っ白ではなく、少し明るさを抑えたオフホワイトなどの方が汚れが目立たなくなります。
原色は、彩度が高いため汚れも目立ちやすく、色褪せもしやすい色となっっています。
塗料の性能・価格によって汚れやすさは変わる?
色だけでなく、塗料の種類も外壁の汚れやすさに関係します。汚れやすさを考える上で、 耐用年数 と 防汚機能 が重要になってきます。
・耐用年数から考える外壁の汚れやすさ
塗料グレード |
外壁塗装の費用 *30坪で換算 |
耐用年数 |
シリコン |
100万円~120万円 |
10年~12年 |
フッ素 |
120万円~140万円 |
約15年 |
無機 |
130万円~150万円 |
15年〜20年 |
塗料は、太陽の紫外線により劣化し、徐々に防水性が失われて汚れが付着しやすくなります。どれだけ劣化しにくいかは、その耐用年数によって異なります。
耐用年数はそれぞれ、シリコン塗料 10年~12年、フッ素塗料 約15年、無機塗料 15年~20年となっています。
耐用年数が長ければ、紫外線による劣化が遅く、色褪せもしにくいです。防水性が長く保たれることによって、汚れも付着しにくくなります。
耐用年数が長い、いわゆる高級塗料と呼ばれるフッ素や無機は、費用も高くなりますが汚れがつきにくい期間が長いということになります。
初期費用は高いですが、足場を組んだ工事を少ない回数で済ませることができるので長い目で見たコストパフォーマンスは高くなります。汚れもつきにくいことから、綺麗な外壁を長く保つためには、性能が良い塗料がおすすめです。
・防汚機能で綺麗が長持ち
塗料によっては、防汚機能と言い、汚れが付着しにくい機能を持ったものがあります。メカニズムは塗料によってさまざまで、親水性が高い塗膜で雨で汚れを洗い流してくれるものなどがあります。
(コラム)色ごとに性能が変わる遮熱塗料
遮熱塗料の場合には、色によって性能が変わります。
遮熱塗料は、太陽光を反射して室内の温度上昇を抑える効果があり、色が黒に近いとと反射率が低くなるため性能が落ちます。
塗料カタログに、色によって日射反射率が何%なのか記載されており、遮熱性能にこだわる方は、色選びの際に性能にも注意して検討しましょう。
【実例紹介】汚れが目立たないおすすめカラー5選
外壁塗装で汚れが目立たないおすすめカラーを、施工事例と共にご紹介いたします。それぞれの色の特徴を踏まえて、好みに合った塗装ができるように参考にしてみてください。
ベージュ系:優しい雰囲気、汚れが目立ちにくい定番カラー
ベージュ系は、外壁塗装で人気の色で、新築住宅でも多く採用されています。汚れが目立ちにくく、どのような系統のお家にも違和感なく、和風住宅でも洋風住宅でも合わせることができる色です。
周りの景観にも馴染むので、街並みの雰囲気を壊すこともありません。落ち着いた温かみのある優しい雰囲気にすることができます。
<ベージュを使った外壁塗装事例>
グレー系:スタイリッシュな印象、汚れが目立ちにくい人気カラー
グレー系は、スタイリッシュでシンプルモダンな印象を与えることのできる色で、新築住宅でも多く採用されるようになってきています。
グレー系も汚れが目立ちにくい色で、長く綺麗な外観を保つことができます。周りの景観の中でも悪目立ちすることなく、おしゃれな外観にすることができます。
付帯物(雨樋やサッシ)が黒や白でも相性が良く、外壁にアクセントカラーを入れて楽しむこともできます。
<グレーを使った外壁塗装事例>
ブラウン系:落ち着いた雰囲気、経年劣化も楽しめる
ブラウン系は、温かみのあるおしゃれなカフェのような雰囲気を演出できる色でもあります。高級感のある外観になり、良い色味を使うとより重厚感を出すこともできます。
汚れが目立ちにくく、比較的色褪せもしにくい色ですので、外壁を長く綺麗に保つことができます。
<ブラウンを使った外壁塗装事例>
ネイビー系:爽やかな印象で、色褪せもしにくい
ネイビー系は、クールで爽やかな印象を演出してくれる色です。実は色褪せがしにくい色でもあり、劣化が目立ちにくいです。
クールでスタイリッシュな外観で、アクセントとしても使われる色になります。淡い色であれば汚れは目立ちにくいですが、濃い色の場合には汚れが目立ってしまうこともあるので注意が必要です。
<ネイビーを使った外壁塗装事例>
>カジワラリフォーム施工事例:https://kajiwara-reform.com/works/exterior/20241010/829/
グリーン系:自然な温かみのある、おしゃれな色合い
グリーン系は、自然な温かみがあり、お庭の雰囲気も合わせて楽しむことのできる色です。濃淡と色味に注意して選ぶことで、ワンランク上のおしゃれな空間を演出することができます。
モスグリーン、オリーブグリーンなどは、艶消しとの相性も良く、飽きのこないデザインにすることができます。
ミントグリーンやライトグリーンといった明るめのグリーンでは、お庭の植栽が映える明るくおしゃれな印象にすることができます。
<グリーンを使った外壁塗装事例>
>カジワラリフォーム施工事例: https://kajiwara-reform.com/works/exterior/20240302/664/
その他の施工事例やデザイン塗装もおすすめ
外壁塗装は、屋根の色との相性や、アクセントカラーを入れたもの、デザイン塗装を取り入れるなど、さまざまな楽しみ方があります。
いくつかの施工事例をご紹介いたします。
・ツートンカラーでイメージを一新
・スタイリッシュな色使い
・特徴的な色使いでこだわりを出す
・デザイン塗装(マルチカラー工法)
番外編:汚れは目立つけど、、やっぱり素敵な白もあり?
真っ白のお家に憧れるという方は少なくなく、おしゃれでパッと映える綺麗な外観はとても魅力的です。
しかし、外壁全体に真っ白な塗料を塗るのは、汚れのことを考えてなかなかできないという方が多いです。
そこで、こちらの施工事例のように、外壁にはアイボリーを使用し、雨樋にはホワイトを使用することで全体的に明るく映える外観にすることができます。外壁はアイボリー色なため、汚れも目立ちにくく、長く綺麗な外壁を楽しむことができます。
<アイボリーとホワイトを組み合わせた外壁塗装事例>
色選びに役立つカラーシミュレーションとは
色選びの際に、塗料の色カタログを見ていても、小さな見本のためなかなかイメージがつかないです。そこで、カラーシミュレーションを利用することで、お家全体の雰囲気を事前に確認することができます。
また、人間の目の錯覚というものも考慮して選ばないと、実際の仕上がりがイメージしていたものと違ったということにもなりますので、その注意点についてもご紹介いたします。
カラーシミュレーションで自由に色選び
当社では、カラーシミュレーションのツールとして、マイカラーシミュレーションを導入しています。
▼カジワラリフォーム|マイカラーシミュレーション
外壁の色を自由に変えることができるため、気軽にさまざまな色でお家を塗装することができます。ツートンカラーやアクセントカラーを入れる際にも、さまざまな組み合わせを試すことができ、失敗しない満足いく仕上がりにすることができます。
カラーシミュレーションの注意点としては、画面で見る色味と実際の色味は多少異なる場合があるということです。次にご説明する点にも注意して、色選びを行うようにしましょう。
人間の目の錯覚に注意、色板を利用しよう
色は、正確にそのものを認識することは難しく、人間の錯覚が大きく関わっています。
例えば、大きな面積に塗られた色と、小さな面積に塗られた色では、同じ色であっても異なって見えることがあります。
また、特に重要なのが照明の違いです。室内灯で照らした色見本と、太陽の光に照らした色見本では、全く色が異なって見えます。
色を正確に判断するために、A4版の色板を外で確認するようにしましょう。
色板は、その色を塗った薄い板のことで、塗装会社に依頼をすれば、塗料メーカーなどで作成したものを見せてくれます。
大きな面積で、外の太陽光のもとで確認することで、実際に塗装した色と同じものを確認することができます。
安心できる塗装会社を選ぶポイント
お客様からは、思った通りの工事ができなかったり、料金が不明瞭な会社もあったというお声も伺いまます
失敗しない外壁塗装を行なうためのポイントをいくつかご紹介いたします。
相見積もりを取る
2,3社に外壁塗装工事の見積もりを依頼し、工事項目や費用を確認しましょう。初めてご依頼する方は特に、どのような会社が良いのかわからないと思います。
相見積もりを取ることで、会社の対応や金額について比較できますので、悪徳業者に当たってしまった場合でも冷静に判断することができます。
(簡単に費用を調べたいなら)
▼無料、登録などの必要無し
「カジワラリフォームの見積もりシミュレーション」
https://kajiwara-reform.com/estimate
地元密着の会社を選ぶ
地元の塗装会社は、比較的工事費用がリーズナブルで高品質な施工を提供してくれます。大手リフォーム会社やハウスメーカーなどは、下請け業者に丸投げしてしまい、中間マージンをとっているため費用が高くなり、品質も安定していないことがあります。
地元で長く続いている会社は、地域で信頼を積み重ねてきている証ですので安心できます。
保証、アフターフォローを確認
塗装工事は、最大で10年の保証書を発行している塗装会社もあります。万が一の不具合が起きてしまった場合でも、保証があれば安心です。
施工完了後も、トラブルが発生した際や自然災害後の点検などにも迅速に対応してくれる会社だとさらに安心です。アフターフォローが充実しているかどうかもチェックしましょう。
外壁塗装の色選びも丁寧にサポートいたします
色選びは、塗料の種類、汚れのつきやすさ、デザイン性を総合的に考えて決める必要があります。
カラーシミュレーションや色板の用意など、塗装会社のサポートもあって満足いく色選びができるようになります。
当社は、多くの施工事例がありますので、お客様のお好みのイメージにあったものをご提案することができます。
外壁塗装・屋根塗装は、プロタイムズ加古川北店・南店・明石大久保店にお気軽にご相談ください。
>カラーシミュレーションを知りたい方はこちら
https://kajiwara-reform.com/mcs/