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カジワラリフォームの梶原です。
サイディング外壁のお住まいの方リフォームにかかる費用や相場感などを知りたいと思いこちらの記事をご覧になっている方も多いのではないでしょうか?
「サイディング外壁」とはパネル状の建材を張り合わせていくもので、コストパフォーマンス、耐久性、デザイン性に優れており、新築戸建て住宅の8割以上に使用されているものです。
サイディングの中でも、「窯業系サイディング」と呼ばれるものが主流で、定期的な塗装工事によるメンテナンスを行なうことで何十年と維持することができます。
劣化が進んでしまった場合にも、張り替え工事を行なうことで、外壁を新しくすることもできます。
今回は「サイディング外壁」の種類やリフォーム時期、費用について解説し、この記事を読むことで適切なメンテナンスが行えるようになります。
また、リフォーム会社の選び方、デザイン塗装などについてもご紹介し、あなたにあった最良な選択ができるよう、情報をお伝えさせていただきます。
サイディング外壁のリフォームが必要な築年数とは?
サイディング外壁のリフォームは、築7年~築10年が一般的な施工時期となります。
明石市の気候は、温暖で雨が少なく、晴れの日が多いという特徴があり、さほど外壁の劣化には影響は及ぼしません。ただし、海に近い地域の住宅は、塩害によって外壁の劣化が早まる傾向にあります。
外壁の著しい劣化は、雨漏りを引き起こし、大規模な修繕が必要となるだけでなく、住宅の耐久性も落としてしまう可能性があります。
そのため、築5年が経過したあたりから定期点検を行ない、劣化が進行する前に塗装工事などを検討するようにしましょう。
明石市の外壁材の種類と特徴を解説!
サイディングには、主に下記4つの種類があります。明石市でもこれらの外壁材が使われている住宅があり、ご自宅がどのサイディングかを知った上で適切なメンテナンスを実施するようにしましょう。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・樹脂系サイディング
・木質系サイディング
窯業系サイディングの特徴とメンテナンス方法
>カジワラリフォーム施工事例より: https://kajiwara-reform.com/works/
窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主原料として、パネル状に成型された外壁材です。耐久性が高く、コストパフォーマンスが良いため、新築戸建て住宅の外壁材として、トップのシェアを誇っています。
商品数が最も多く、さまざまなデザイン、機能性を持ったものが販売されています。
▪️主なメンテナンス方法
・塗装
・シーリング打設
・張り替え
など
新築では、工場塗装されたものを使用しており、塗装が劣化し始める築7~10年程度で再塗装を行なう必要があります。
目地部分には、緩衝材および防水材としてシーリング打設が行なわれており、こちらも塗装の際にメンテナンスを行ないます。
外壁材自体を交換することもでき、劣化が著しく、塗装が不可な場合などは、張り替え工事を実施することもあります。
金属系サイディングの特徴とメンテナンス方法
金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板といった金属板に断熱材を接着した外壁材です。ガルバリウム鋼板は、非常に耐久性が高く、屋根材としても使用されています。
スタイリッシュでおしゃれな印象を与えるデザインで、金属系サイディングを新築に使用する方や、張り替え工事に使用される方も多くなってきています。
▪️主なメンテナンス方法
・塗装
・シーリング打設
・張り替え
など
金属系サイディングのメンテナンス方法は、あまり変わりませんが、金属のためサビ止め塗装を行なう点が異なります。
サビが進行してしまうと穴が開き、そこから雨漏りなどを引き起こしてしまいます。穴が開いてしまった場合には、塗装では埋まらないため、張り替え工事を行なうことになります。
樹脂系サイディングの特徴とメンテナンス方法
樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主原料とする軽量で高耐久なパネル状の外壁材です。北米で多く使用されているもので、凍害や塩害に強いといった特徴があります。
寒冷地などでは採用されていることも多いですが、あまり日本では普及しておらず、施工会社が少ないというデメリットがあります。
▪️主なメンテナンス方法
・塗装
・シーリング打設
・張り替え
樹脂系サイディングは、塗料の原料でもある樹脂からできているので、基本的には塗装によるメンテナンスは必要ありません。施工時にシーリングも使用されていないため、施工後のメンテナンスは非常に少なく済みます。
ただし、経年劣化による色褪せは起きますので、塗装を行なうことで新築のような色を取り戻すことができます。また、張り替え工事が必要になる程、劣化が進行することもあまりありません。
木質系サイディングの特徴とメンテナンス方法
木質系サイディングは、耐火性を上げ、防腐・防蟻処理などの加工を行なったパネル状の木板を使用した外壁材です。
環境にやさしく自然の温もりを感じられる外壁材ですが、価格が高く、他の外壁材と比較しても防火性能は低いです。
雨水による腐食に弱いため、3~5年おきに塗装が必要となります。
▪️主なメンテナンス方法
・塗装
・シーリング打設
・張り替え
など
木質系サイディングは、頻繁に再塗装を行なうことで、防水性を維持していく必要があります。防水性が低下すると、腐食が早く進行してしまい、費用がかかる張り替え工事という選択を取ることになってしまいます。
腐食した箇所が一部分のみなどの場合には、部分的にシーリング補修をして再塗装を行なうこともあります。
デメリットが大きいこともあり、あまり採用されておらず、施工できるリフォーム会社も少ないです。
【明石市の費用相場】サイディング外壁のリフォームの種類と選び方
サイディング外壁のリフォームの種類と費用相場、その選び方についてご紹介いたします。
ここでは最も普及率の高い窯業系サイディングを例に記載しています。
外壁リフォームの種類と費用相場
外壁リフォームの種類、費用相場、メリット、デメリットについて、簡単にまとめた表がこちらです。
外壁リフォームの種類 |
概要 |
費用 |
メリット |
デメリット |
外壁塗装 |
外壁材に塗料を塗って、防水性を付与する |
80万円~150万円 |
最も主流なリフォームで、耐久性を維持するためのコストパフォーマンスが高い |
外壁材自体の凹凸などのデザインを変えることはできない |
外壁カバー工法 |
モルタル壁などの上から新しい外壁材をカバーする |
150万円~250万円 |
・張り替え工事よりも費用を抑えて、新しい外壁材にできる ・断熱性、防音性が上がる |
・建物の重量が増え、耐震性に影響を及ぼすことがある ・外壁下地が劣化している場合には、施工できない |
外壁張り替え |
既存外壁材を撤去し、新しい外壁材を張る |
250万円~350万円 |
雨漏りなどによる下地の補修を行ない、新しい外壁材にすることができる |
費用が高い |
外壁の劣化状態から判断して、リフォームの方法を選ぶことになります。
一般的には、サイディング外壁のリフォーム方法は、塗装工事が選択されることが多いです。塗装によって、防水性を付与することができ、サイディングも数十年と耐久性を維持することができます。
カバー工法は、既存外壁がモルタル壁などで、デザインを変えたい場合や断熱性・防音性を上げたい場合に採用されます。ただし、雨漏りを起こしてしまっている場合などは、下地の劣化を補修する必要があり、その際に外壁を取り壊すため、カバー工法をすることはできなくなります。
張り替え工事は、雨漏りなどが発生し、塗装工事では修繕ができない場合に行なわれるリフォームです。費用は高いですが、劣化してしまった箇所を根本的に直すことができ、住宅の耐久性を維持するために最も効果的な方法です。
【見積例】サイディング塗装工事の費用内訳
サイディング外壁の30坪戸建て住宅を塗装した際の費用について、その見積例を使ってご紹介いたします。
工事項目 |
単価 |
数量 |
単位 |
金額 |
備考 |
足場・飛散防止シート |
¥1,000 |
188.5 |
㎡ |
¥188,500 | |
養生 |
¥400 |
188.5 |
㎡ |
¥75,400 | |
高圧洗浄 |
¥200 |
150.0 |
㎡ |
¥30,000 |
屋根外壁 |
シーリング打ち替え |
¥800 |
53.0 |
m |
¥42,400 |
外壁目地 |
シーリング増し打ち |
¥700 |
56.0 |
m |
¥39,200 |
サッシ周り等 |
破風塗装 |
¥1,100 |
36.5 |
m |
¥40,150 |
2回塗り |
軒天塗装 |
¥1,200 |
17.2 |
㎡ |
¥20,640 | |
雨樋・水切り |
一式 |
¥42,000 |
2回塗り | ||
外壁塗装 | |||||
下塗り |
¥1,000 |
134.2 |
㎡ |
¥134,200 |
弱溶剤シーラー |
中塗り |
¥1,400 |
134.2 |
㎡ |
¥187,880 |
弱溶剤シリコン塗料 |
上塗り |
¥1,400 |
134.2 |
㎡ |
¥187,880 |
弱溶剤シリコン塗料 |
現場管理費 |
一式 |
¥68,000 | |||
小計 |
¥1,056,250 | ||||
消費税 |
¥105,625 |
10% | |||
合計 |
¥1,161,875 |
見積書には、工事項目と金額が記載されています。
外壁塗装だけの項目を見ると、3回塗りでそれぞれ134,200円、187,880円、187,880円となっており、合計で約50万円になります。
備考欄に「弱溶剤シリコン塗料」と記載されているので、耐用年数10年程度のシリコン塗装を行なうことがわかります。
そのほかに、足場架設や高圧洗浄、シーリング打設、付帯部の塗装を行なって、合計金額は約116万円となっています。
◻︎見積書を見るポイント
・工事項目に過不足はないか
・数量が間違っていないか
・単価は相場と合っているか
実際に見積もりを取った際には、こちらの見積例を参考にし、比較検討してみてください。不明点を無くし、納得して塗装工事を依頼できるようになります。
明石市の優良リフォーム会社の選び方
大切なお家を守るための工事ですので、外壁リフォームを依頼するなら、優良会社に頼みたいですよね。
しかし、残念ながら明石市にも悪徳業者などが営業に来ている場合もあります。
そこで、失敗しないための優良リフォーム会社を選ぶポイントをご紹介いたします。
地元の施工実績が豊富
地元に根付いた、施工実績が豊富な会社が安心です。地元で長らく工事を続けているということは、地域の方から信頼され、依頼され続けているということです。
地元で悪い工事をしてしまった会社は、すぐに悪評が広まり、営業を続けることができなくなってしまいます。
また、地元のリフォーム会社は、大手リフォーム店やハウスメーカーよりも安価に施工を行なってくれます。下請けに丸投げして中間マージンを取るのではなく、自社で職人を抱えているため、適正価格で提供することができます。
価格、品質の面からも、地元で実績と信頼を積み重ねているリフォーム会社がおすすめです。
顧客満足度が高い
ホームページや口コミサイトなどで、顧客満足度が高いリフォーム会社を選びましょう。外壁リフォームは、お客様の大切なお家を守る工事であり、工事期間は2週間~1ヶ月近くかかります。
職人の対応が悪い、施工後の対応が遅いなど、施工期間中はさまざまなストレスを感じることが多いです。
顧客満足度が低い会社は、お客様の負担をなるべく減らすような工夫を行なっておらず、工事を気持ち良く終えることができない場合があります。評価が良いリフォーム会社は、仕上がりはもちろん、全体のサービスが行き届いており安心です。
見積書の内容が明瞭
工事見積書の内容が明瞭で、どのような工事をするかがしっかりわかるものが安心です。
「外壁塗装工事一式 100万円」
という見積もりでは、高圧洗浄をしない、3回塗り塗料を2回しか塗らないといったトラブルも起きていますので注意しましょう。
保証、アフターフォローが充実
工事内容に対して保証書を発行してくれる会社が安心です。
塗装工事では、最長で10年の保証を出してくれるところもありますので、その期間と内容をチェックしましょう。
また、施工後のアフターフォローが充実しているとなお安心です。万が一の不具合や、台風などによる緊急対応などを行なっている会社を選びましょう。
当社のサイディング塗装工事の事例をご紹介
加古川市で行った外壁塗装工事の一例になります。
(施工後)
(施工前)
経年劣化により防水性が低下し、汚れなどが目立つようになっていた外壁ですが、塗装工事によって美しい仕上がりとなっています。
色もガラッと変えることで、おしゃれでスタイリッシュな印象になっています。事前にカラーシミュレーションなどを行なって、安心して色選びを行なうことができます。
<その他の施工事例はこちら>
https://kajiwara-reform.com/works
番外編:デザイン塗装でおしゃれに!
当社では、ワンランク上のデザインを取り入れた外壁塗装にも対応しております。
①マルチカラー工法
柄のあるデザイン性の高い塗装方法です。2,3色を使って、多彩な外壁色を再現できます。
(カラーラインナップの一部)
②グラナート工法
天然石調の高級感あふれる素材感を醸し出す、気品高い仕上がりに。
(カラーラインナップの一部)
③デザイン工法
ワンポイントデザインを取り入れた塗装方法です。
(施工事例)
明石市の外壁リフォームは、実績豊富なプロタイムズ加古川北店・南店・明石大久保店にお任せ
サイディング外壁は、
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・樹脂系サイディング
・木質系サイディング
の種類があり、最も普及しているのは窯業系サイディングになります。
窯業系サイディングは、経年劣化により表面塗装が劣化するため、築7年~10年で再塗装を行なう必要があります。
劣化の進行度によって、塗装、カバー工法、張り替え工事を行ない、住宅の耐久性を維持します。
当社は、外壁の無料点検診断を行なっており、ご希望の方には無料でお見積もりも作成しております。外壁のリフォームをお考えの方は、ぜひプロタイムズ加古川北店・南店・明石大久保店にお気軽にご連絡ください。