加古川市、明石市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ加古川北店・明石大久保店・南店(株式会社カジワラリフォーム)です。
「夏場の電気代が年々上がっていて困っている・・・」
「屋根、外壁の劣化が進み、そろそろ塗装工事が必要」
「どこの会社に依頼すれば良いかわからない」
そんなお悩みをお持ちの工場経営者の方へ。
この記事では、加古川市で実際に導入が進む“遮熱塗料”を使った工場塗装が、空調費削減にどれほど効果があるのか、信頼できる業者選びの方法についてご紹介します。
1. 遮熱塗料とは?その原理と効果
遮熱塗料は、太陽光中の赤外線の反射と熱の放射によって、表面温度の上昇を抑える機能を持つ塗料です。
遮熱塗料の効果とその原理について、わかりやすく解説いたします。
遮熱塗料の効果
遮熱塗料を塗布した箇所は、温度上昇が抑えられます。
表面温度を最大で15℃〜20℃下げる効果が実証されている塗料もあります。

(引用)アステックペイント「【暑い夏の味方】遮熱塗料の驚きの効果を体験」
表面温度を下げてくれることから、室内温度の上昇も抑え、光熱費削減効果も期待できます。
遮熱の原理
遮熱塗料は、太陽光を反射させることで塗布面の温度上昇を抑える働きがあります。
太陽光のうち赤外線が温度上昇に大きく寄与しており、この赤外線を多く反射することができるかで遮熱塗料の性能が変わります。

(引用)アステックペイント「【暑い夏の味方】遮熱塗料の驚きの効果を体験」
2. 遮熱塗装の導入が増えている背景とは

遮熱塗装は、住宅塗装はもちろん、工場などの塗装でも導入が増えてきています。特に工場の場合には、屋根・外壁の面積が大きく、遮熱効果も大きいです。
導入が増えている要因としては、電気料金の継続的な上昇、CO2排出量削減への企業責任、酷暑による作業環境悪化といった課題が背景にあります。
電気料金の高騰による経費圧迫
近年、電気料金は高騰し、そのまま下がることはあまり期待できない状態が続いています。そこで、できるだけ光熱費を下げ、経費を抑えるために遮熱塗料が注目されています。
大規模な工事などが必要なわけではなく、塗装工事という予定していたメンテナンスで、材料費をプラスするだけで光熱費を抑えることが期待できるというメリットがあります。
脱炭素経営(CO2削減)への対応策
屋根の蓄熱を抑えることで、地球温暖化やヒートアイランド対策に貢献することができます。室内温度を下げることは、省エネやコストダウンになり、同時にCO2排出量の削減にもつながります。
従業員の労働環境改善への効果
真夏の厳しい暑さは、室内の温度を上げ、従業員の体調に悪影響を与えてしまうこともあります。
そこで遮熱塗料を使用した塗装によって、室内の温度上昇が抑えられ、効率的に冷房効果を得ることで労働環境が改善することが見込まれます。
3. 遮熱塗装を導入するメリット・デメリット

遮熱塗装は、遮熱機能を持った塗料を使用した工事ですが、もちろん遮熱効果のない塗料で工場塗装を行なうこともあるでしょう。
そこで遮熱塗装を行なうことによるメリット・デメリットについて、わかりやすく解説いたします。
遮熱効果により、真夏の室内の室温上昇を抑えることができます。
空調コスト削減、作業環境が快適になることが見込まれます。
また、屋根材、外壁材の表面温度上昇を抑えてくれるということは、建材自体の劣化も抑えてくれます。耐久性が維持されることも考えると、長期的にみてメンテナンスコストや空調費の削減につながることから、投資対効果が高い施工方法とされています。
一般的なアクリル系やシリコン系塗料と比べ、遮熱塗料は1㎡あたり数百円高くなる傾向があります。そのため初期コストは増えてしまうという欠点があります。
また、遮熱効果はいつまでも持続するわけではありません。塗料の耐用年数に応じて、その効果は徐々に薄れてきます。
また、色によっては遮熱効果が低くなってしまうものもあります。特定の色味を使用することが決まっており、その色では遮熱効果が薄い場合は、通常塗料の方がコストパフォーマンスに優れている場合もあります。
4. 加古川市での工場塗装事例とその成果
当店が実際に加古川市で工場を塗装した事例について、いくつかご紹介いたします。
加古川市の工場で遮熱塗料を導入

工場では、そもそも建物自体の断熱性能があまり高くない場合が多いです。そのため、冷房効率も悪くなってしまっていることにお悩みの方が多いです。工場塗装では、これらのお悩みを解決するために、コストパフォーマンスに優れた遮熱塗装がおすすめです。
ニーズに沿ったさまざまな提案ができることが、当店の強みになります。
サーモグラフィーを使った温度比較

遮熱塗料を使用していない左側の外壁の表面温度は、65.7℃
遮熱塗料を使用した右側の外壁では、52.6℃
つまり、遮熱塗料を使用した方が表面温度が約13℃も低いことがわかります。
表面に薄い塗膜ができる塗装工事で、ここまで温度差が出ることに驚かれる方は多いのではないでしょうか。この温度差は、室内温度への影響のみならず、屋根材・壁材の膨張収縮による劣化リスクの軽減にもつながります。
ぜひ工場塗装に遮熱塗料を採用し、効果を実感してみてください。
5. 工場における遮熱塗装の工程について

遮熱塗装の施工について、現地調査から、塗装工事の進め方について簡単にご紹介いたします。
現地調査・診断
まず初めに現地調査を行ない、劣化状況、塗装面積の確認などを行ないます。劣化状況に関しては、特に細かく点検診断をさせていただき、必要な工事内容について洗い出してきます。
現地調査を詳しく実施することが、建物を維持するために必要なメンテナンスを決める最も重要なフェーズといっても過言ではありません。
点検診断の内容は、見積もり提案時に詳しくご説明し、担当者様にも工事内容がわかりやすいようにしております。
施工計画と工程管理について
工場を稼働させながらの施工となることがほとんどですので、塗装作業と工場作業が安全に滞りなく進められるように入念に打ち合わせを行ないます。
作業時における安全管理についても、足場による事故を未然に防ぐ対策、工場稼働時における安全性確保を徹底して打ち合わせを行ないます。
施工日数は、工場の規模によりますが、小規模な場合でも施工には1ヶ月程度を要するのが一般的です。もちろん施工中にも安全管理を行ない、常に事故を未然に防げるよう細心の注意を払って作業を進めていきます。
6. 施工業者選びのポイント

遮熱塗装を依頼する際、信頼できる優良塗装会社を選ぶことが品質を決めます。
同じ遮熱塗料を使用したとしても、その施工の品質によって、遮熱効果はもちろん耐用年数においても期待していた効果が変わってきてしまいます。塗装会社の質は、施工品質、コストパフォーマンス、建物の維持管理などに影響してきますので、業者選びのポイントを抑えておきましょう。
工場塗装の実績の有無
まず、工場塗装の実績が豊富な会社に依頼しましょう。
塗装会社といっても、住宅塗装しか行なっていなかった会社など、工場塗装の経験がほとんどない会社もあります。
このような会社の場合、施工品質が低いことが予想されます。さらに1番問題なのは、安全管理です。工場を稼働させながらの安全に配慮した施工計画、工程管理は、経験や知識がないと難しいです。実績のない会社に安く依頼したとしても、何かトラブルが発生した場合、その損失分を補いきれないです。
工場塗装を高品質で、安全にも配慮した施工をしてくれる実績ある塗装会社を選びましょう。
地元密着業者の安心感と対応力
地元密着の塗装会社であれば、その評判も耳に入りやすく、実際の施工事例も見ることができ安心です。
地元の会社の1番の魅力は、その対応力です。
問い合わせからその日のうちに対応してくれることも珍しくなく、不具合が発生した際などの心強い味方です。遠方の会社や大手の会社は、問い合わせから対応に1週間かかることもあり、その間さらに不具合が進行してしまうこともあります。
早さはもちろん、細かい作業にも対応できる柔軟さがあり、いつまでも安心して依頼することができるでしょう。
点検診断の精度
建物の点検診断は、適切な施工内容を調べるために必要不可欠です。
点検診断の精度も会社によって異なりますので、単に見積もり金額を比較するのではなく、劣化状況を的確に見極め、適切な施工内容を提示しているかをチェックしましょう。
アフターフォローや保証内容
工場などの大規模な施工では、施工完了後に思わぬ不具合が発生することも少なくありません。また、施工後になってから他の箇所の施工も依頼する必要があったと、後から気づき相談を受けることもあります。
そのためアフターフォローが充実している会社でないと、施工後の対応が雑になったり、そもそも細かい対応をしてくれないといった場合もあります。
不具合の対応に関しては、保証内容が充実しているかも確認を欠かさないようにしましょう。保証書を発行している塗装会社がほとんどですが、保証対応を実際に行なっている会社は実はあまり多くはありません。
真摯に対応してくれる、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
工場塗装で空調コスト削減を目指すなら、プロタイムズ加古川北・南・明石大久保店へ

工場塗装は、遮熱塗料を用いることで光熱費を下げ、作業環境の改善にもなります。塗膜の温度上昇が抑えられることで、下地素材の熱膨張・収縮が軽減され、結果的に劣化が遅くなります。
遮熱塗装は、工場塗装で多く採用されており、工場塗装についてお困りの方は、実績豊富なプロタイムズ明石大久保店・加古川北店・南店(株式会社カジワラリフォーム)にぜひお気軽にお問い合わせください。