加古川市、明石市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ明石大久保店・加古川北店・南店(株式会社カジワラリフォーム)です。
「我が家も築10年、そろそろ外壁塗装をしないとな・・・」
「外壁塗装って、実際に工事してからじゃないと品質がわからないからどう業者を選んだらいいかわからない」
「でも、せっかく施工してもすぐに不具合があったらどうしよう・・・」
そんな不安を解決してくれるのが、「保証」です。
しかし、保証といっても内容は会社ごとに異なり、保証書はあっても実際には適切な対応をしない会社もいます。
本記事では、外壁塗装における保証の種類や注意点、信頼できる業者の見分け方まで、徹底的にわかりやすく解説します。
1. 外壁塗装における「保証」の基礎知識
外壁塗装工事では、保証制度を設けている会社が増えてきており、ハウスメーカーだけでなく地域の塗装店なども保証書を発行しているところもあります。
保証書は、家電製品などでも発行され、非常に身近な物ですが、実際に保証を活用した経験がある方は少なく、内容を正しく理解している方も多くありません。
外壁塗装における保証制度について、事前に詳しく知っておくことで、より安心して依頼できるようにしましょう。
保証の定義と種類
まず、保証には種類があります。塗装工事において、どのような保証があるのか解説いたします。
製品保証| 塗料メーカーが出す保証
製品保証とは、塗料メーカーが製品である塗料について品質を保証し、期間内に発生した不具合に対して無償で交換等を約束するものです。
外壁塗装の場合、施工不良ではなく、塗料そのものに不具合があった際に保証されるものです。
施工保証| 施工業者が施工品質に責任を持つ保証
施工保証は、施工不良などによって不具合が発生した場合、それを無償で正常な状態に戻すための工事を行なうことを約束するものです。
リフォーム瑕疵(かし)保険| 施工ミスなど構造上の問題に対応する保険制度
リフォーム瑕疵保険は、事業者が保険に加入する保険です。保険に加入している工事では、施工中や施工完了時に第三者検査員(建築士)による現場検査が行われます。
工事の欠陥があった際には、その補修等にかかる費用が保険金として事業者側に支払われます。そのため工事を依頼したお客様は、無償で直してもらうことができます。
(参考)国土交通省 リフォームかし保険
なぜ保証が重要なのか
なぜ外壁塗装工事において、保証制度についてよく理解しておくことが重要なのでしょうか。
ここでは3つに分けて、その理由を解説いたします。
・不具合の補修に料金がかかることも
施工保証がないと、不具合が発生した際に追加費用がかかってしまうことがあります。例え業者側の過失だとしても、保証がないと対応してくれない可能性があります。
・予期しないトラブル発生
施工会社も予期せずに不具合が発生してしまうことがあります。外壁の状態や施工環境によって塗装の不具合が発生した際、保証制度があると安心して施工し直してもらうことができます。保証制度が整っているかどうかは、万が一の際に誠実な対応をする体制があるかの判断材料になります。
・長期的な住まいの維持に必要
外壁塗装工事は、その場の仕上がりが綺麗なことはもちろんですが、長期的に住まいを維持していくために行なうものです。そのため保証期間ができるだけ長く、何か不具合が発生した際に無償で対応してくれることは、快適な暮らしに不可欠と言えるでしょう。
2. よくある保証内容とその違い
外壁塗装工事の保証は、施工会社によっても内容は異なります。
ここでは、一般的な保証制度の内容について簡単にご紹介いたします。
保証内容の例
・ひび割れ対応
保証期間内に表面にひび割れが発生してしまった場合、無償で補修工事を行なってくれます。
・塗膜の剥がれ対応
保証期間内に塗膜が剥がれてきたり、浮いてきてしまった場合に無償で補修工事を行なってくれます。
・変色、褪色対応
保証期間内に、塗装面が変色、褪色してきてしまった場合に無償で補修工事を行なってくれます。
外壁の状態によりますが、部分的な補修で済む場合もあれば、足場を組んで再度全体を塗装工事し直さなければいけない場合もあります。
保証期間の違い
施工会社によって保証期間は異なります。
-
・
製品保証| 製品によって5〜7年(アステックペイント)
-
・
施工保証| 5年、7年、10年など
施工に使用した塗料によって、施工保証期間が異なることもあります。
例えば、シリコン塗装では7年の保証、フッ素塗装では10年保証など、耐用年数が長いほど保証期間も長くなります。
保証適用条件に注意
保証が適用されない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
・施工不良による不具合か
施工不良による不具合でなければ、補償されないと明記されている保証書もあります。例えば、施工には問題なくても不具合が起きていても、その原因がわからない場合には補償されないことがあります。
・自然災害、物をぶつけたなどは適用外
地震によるひび割れといった、自然災害による不具合の発生は、基本的には補償されないことがほとんどです。自然災害の場合による損害は、火災保険や地震保険が活用できる場合もあります。
3. 保証トラブルを防ぐためのチェックポイント
「保証期間内なのに、なぜ無償で補修してくれないの?」
といったトラブルを防ぐため、確認しておくべきポイントについてご紹介いたします。
契約前に確認すべき項目
契約前にまず確認すべき項目について、2つ押さえておきましょう。
・保証期間と内容の明記有無
保証期間について、引渡しから何年間有効かが明記されているか確認しましょう。
また、保証内容について詳しく記載されているか確認しましょう。「不具合」などの不明瞭な文言ではなく、ひび割れ、剥がれなどの具体的な症状について記載されていることが大切です。
・対応範囲の詳細記述
保証される箇所がどこまでなのかを確認しましょう。
塗装工事では、外壁だけでなく雨樋、破風、水切りなどの付帯物も施工する場合があります。保証される箇所がどこなのか明記されているはずです。
曖昧な表現に注意
保証書が発行されるからといって、何でも保証されるわけではありません。特に曖昧な表現がされている場合、実際に問い合わせると、その不具合は含まれていませんと対応されてしまうこともありますので注意しましょう。
※「施工不良の場合に限る」などの一文の落とし穴
施工不良かどうかの判断が曖昧な場合、業者の判断基準に依存することが多く、トラブルの原因になることがあります。
実際にあったトラブル例
外壁塗装工事の保証をめぐり、実際の起こったトラブル事例についてご紹介いたします。
・「保証あり」だったが実質対応不可
保証書は発行されているものの、補修工事等に応じてくれない会社もあります。施工不良ではないとして、有償対応を求められた事例です。
どのような場合に施工不良と判断されるのか、どのような不具合の症状に対して無償で補修してくれるのか具体的に明記されているかが重要です。
・施工後すぐの剥がれに対応してもらえなかった
施工完了後に問い合わせをしても、全く音沙汰がなく対応もしてくれないといった会社もあります。契約時にはアフターフォローなどを謳っている会社も、実質的には何もしていない会社もありますので注意が必要です。
4. 業者によってこんなに違う!保証の実態比較
保証書の取り扱いは、施工会社によって異なります。違いをあらかじめ知っておくことで、比較検討する際の参考にできるようにしましょう。
保証体系の違い
・保証書の発行有無
保証書の発行を行なっていない会社もあります。発行していない会社は、「10年間は、不具合があったら直します」と口頭で伝えるのみの場合もあります。
・保証年数の違い
保証年数は、会社によって異なりますので特に注意しましょう。同じフッ素塗装であっても、全ての会社で10年保証が出るというわけではありません。
・対応項目の充実度
ひび割れ、剥がれ、褪色など、保証項目に含まれているかは、その会社ごとに異なります。どのような症状があった場合に補償されるのか、細かく確認することが大切です。
比較して見える信頼性の差
保証書が発行されているから安心というわけではなく、実際に無償で補修作業まで行ってくれるかが重要なポイントです。
これは会社を信頼できるかどうかであり、保証書を鵜呑みにするのでなく、会社の信頼性を見抜くことが必要です。
・手厚い保証は信頼の証
保証に関して丁寧に細かく説明してくれる会社は、お客様が安心できるようサービスを充実させ、真摯に営業していることが伝わります。保証でカバーしきれない部分に関しては、アフターフォロー制度を充実させているとさらに安心です。
・値段だけで判断しないことが重要
保証やアフターフォローなどを含めると、塗装工事の費用だけで判断することは難しいのではないでしょうか。たとえ安くても、不具合が発生したり、その後何もアフターフォローを行ってくれない場合、お家を適切に維持管理していくためにはデメリットとなります。
100万円と80万円を比較した際、80万円を提示している会社の方が20万円も安く、魅力的かもしれません。ただし、80万円も決して安い工事ではありません。値段だけでなく、総合的な信頼度を含めて依頼することが、長い目で見ると安心でしょう。
5. プロタイムズの保証制度の特徴と強み
ここでは、当店が提供する保証制度の具体的な内容と他社との違いをご説明します。
プロタイムズの保証制度とは
● 塗料メーカーと施工店の二重で保証されるので安心
塗料メーカー「アステックペイント」と施工店のW(ダブル)で工事に対して保証されます。プロタイムズでは、本部の塗料メーカーからの製品保証に加えて、工事保証も出しています。
*通常、塗料メーカーは現場の品質管理を行うことができないため、工事に問題があった場合に適用される工事保証を出すことはできません。
● 最大10年の保証期間
最大で10年間のW工事保証がつくので安心です。
● 定期点検による施工品質の長期維持
工事完了後も定期点検等を行い、充実したアフターサービスを用意しています。
保証書の内容と発行フロー
・契約時に明記された保証内容
保証内容に関しては、工事請負契約書に記載されており、事前に確認ができるため安心です。
・施工後の保証書発行の流れ
工事引渡しが完了、入金が確認できてから保証書が発行されます。
*保証書の見本をご確認いただくことも可能です。
6. 信頼できる業者の選び方と相談の進め方
保証制度があっても、最終的には信頼できる業者かどうか見極めることが大切です。
万が一不具合があった際に、真摯に対応してくれない会社もいるため、下記ポイントを踏まえて依頼先を検討しましょう。
業者選びのポイント
・口コミや評価サイトの活用
口コミ評価が高い会社は、品質、誠実な対応であることがわかり安心です。
・実際の保証書の提示依頼
実際に発行される保証書の内容を、現物を見て確認できるか依頼してみましょう。
・施工事例の確認と実績
地域での施工事例が豊富な会社が安心です。施工実績が多ければ、万が一不具合が発生した際にも、どのように補償したのか事例があるはずです。補償した事例がない場合には、実際に対応を行なっていないことが疑われます。
質問しておくべき項目
依頼先を比較検討する際、保証書について、質問項目を決めておきましょう。
・保証対象と対象外の明確化
保証される箇所と、されない箇所について明確に記載されているか確認しましょう。
・定期点検やメンテナンスの頻度
不具合に気づくための、業者側による定期点検などの頻度について確認しましょう。
・無償での保証対象外であった場合
有償工事となってしまう場合の事例や、その費用について確認しましょう。
相談・見積もり時のチェックリスト
契約前の相談や見積もりで、誠実な対応をしてくれているかも重要な判断ポイントです。
□ 曖昧な説明がないか、真摯な対応か
質問に対してはぐらかしたり、明確な返答を行ってくれるかは、その後の施工対応にも反映されてしまいます。最初から最後まで真摯に対応してくれる会社に依頼するようにしましょう。
【まとめ】外壁塗装での安心は“保証”から始まる
外壁塗装工事では、保証書を発行する会社がほとんどになってきています。
ただし、その保証内容や実際の対応には差があり、事前に確認することが大切です。そのため、「保証書があるから安心」を過信するのは禁物で、会社ごとに何が異なるのかしっかりと把握しておきましょう。
保証対象外の不具合にも迅速に対応できる体制があると、長期的な住まいの快適性を保ちやすくなります。
外壁塗装の保証で気になる点がございましたら、地域で実績が豊富なプロタイムズ加古川北店・南店・明石大久保店にぜひお気軽にご相談ください。