外壁塗装の耐用年数とは、塗装をしてから塗り替えが必要になるまでの年数です。
外壁塗装工事を検討する場合、次の塗装は何年後にすべきかも気になるところではないでしょうか。
次の塗装工事が必要になる時期がわかれば、その時期を目安にメンテナンス費用を貯める計画も立てられます。
ここでは、外壁塗装の耐用年数はどのくらいないか、耐用年数を長く保つためにどうすれば良いかなど、外壁塗装の耐用年数について解説していきます。
加古川市で優良業者に依頼する場合の業者選びのポイントもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装の耐用年数は塗料によって異なる
外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料によって異なります。
塗料の種類を表にまとめてみました。
値段相場(1缶あたり) | 塗料に使用される樹脂 | 塗料に使用される樹脂 |
5,000〜15,000円 | アクリル | 約4年 |
5,000〜20,000円 | ウレタン | 約6年 |
15,000〜40,000円 | シリコン | 約8年 |
40,000〜100,000円 | フッ素 | 約12年 |
50,000〜70,000円 | ピュアアクリル | 約15年 |
50,000〜70,000円 | 無機配合型フッ素 | 約16年 |
50,000〜120,000円 | 変性無機 | 約18年 |
表のように、使用する塗料のグレードによって耐用年数が大きく変わってきます。また、塗料の耐用年数が長いのに比例して、値段相場も高くなっていることがわかります。
外壁塗装工事をする際は、次回の塗装工事までにどのくらい期間が空くのか、塗料の耐用年数をチェックしておくことも大切です。
アクリル塗料やウレタン塗料のように、1度の塗装工事での費用を安く抑えられるが、数年で再び塗装工事をしなければならないものもあります。
一方で変性無機塗料であれば、費用は高いものの20年近くの耐用年数が期待できるので、その分のメンテナンスコストを抑えられることが可能です。
ただ、塗装工事にかけられる予算によって選べる塗料も変わってくるでしょう。塗料のグレードごとに施工業者に見積もりを出してもらって金額を比較検討するのもおすすめです。
外壁塗装の耐用年数が過ぎているかを確認する方法
外壁塗装の耐用年数が過ぎているかどうかを確認する方法があります。
それは、外壁の表面に現れる劣化症状を確認することです。
- チョーキング現象が起きていないか
- 塗膜が剥がれていないか
- ひび割れが起こっていないか
上記の3つの劣化症状について見ていきましょう。
チョーキング現象が起きていないか
チョーキング現象とは、外壁を手で触った時に粉状のものが手に付着する状態のこと。
これは、外壁表面の塗膜が劣化したことで生じる現象で、この状態を放置するとひび割れなどさらに深刻な劣化症状が出始めます。
チョーキング現象が起きていたら、早めに外壁塗装工事業者に塗装工事の相談をしましょう。
塗膜が剥がれていないか
外壁の表面の塗膜が剥がれているところを発見したら、外壁塗装の耐用年数が過ぎている状態です。目安としてはおおよそ10年前後で剥がれが生じます。外壁塗装の剥がれを放置すると雨漏りにつながることもあるため、早めに補修をしましょう。
ひび割れが起こっていないか
外壁表面に幅0.3mm未満のひび割れが生じている場合は、経過観察でも問題ありませんが、0.3mm以上のひび割れがある場合は要注意です。
ひび割れた隙間から雨水が浸入して雨漏りにつながる可能性があります。
早々に塗装業者に外壁の状態を見てもらって、適切な補修工事を依頼しましょう。
外壁塗装の耐用年数を長く保つには?
外壁塗装の耐用年数は、塗料のグレードによって決まってきます。ただ、手間と費用をかけられるのであれば、耐用年数を長く保つことも可能です。
外壁塗装の耐用年数を長く保つ方法について見ていきましょう。
耐用年数の長い塗料を選ぶ
耐用年数を長く保ちたいなら、変性無機塗料やフッ素塗料などの耐用年数が長い塗料を選びましょう。1度の塗装工事での費用は高くなりますが、その後20年近く塗装工事を必要としません。そのため、トータルコストで見ると、安い塗料を使うよりも費用を抑えて工事をすることが可能です。
優良業者に塗装を依頼する
経験の少ない業者に依頼すると、施工不良によって1年足らずで塗膜が剥がれる危険性があります。また、悪徳業者に依頼してしまうと手抜き工事をされる恐れも。外壁塗装の耐用年数を伸ばすためにも優良業者に塗装工事を依頼することをおすすめします。
加古川市で優良な外壁塗装業者を選ぶには?
加古川市で優良な外壁塗装業者を選ぶためにも、次の3つの方法を試しましょう。
- 相見積もりをとる
- 詳細な見積もりを出してくれるか確認する
- 資格・許可を持っているか確認する
相見積もりをとる
外壁塗装工事を依頼する場合、複数の業者から見積もりを取って比較検討することが重要です。見積もりを比較することで、より安い業者に塗装工事を依頼できます。
また、同じ業者でグレードの異なる塗料で見積もりを出してもらうのも良いでしょう。
別の塗料を使った場合の金額を比較できるので、予算に合った工事をしてもらえます。
ただし、価格が高すぎる・安すぎる業者には要注意です。詐欺や手抜き工事をしている業者である可能性が高いからです。
詳細な見積もりを出してくれるか確認する
業者によっては「外壁塗装工事一式 〇〇円」とトータル金額のみ出された見積もりを提示してくるところもあります。しかし、これではどんな作業や材料が含まれているのかわかりません。このまま契約すると、「見積もりに含まれていないから」という理由で、工事中に追加費用を請求される可能性もあるでしょう。
そうならないためにも、詳細な見積もりを出してくれる塗装業者を選びましょう。
塗料の商品名やメーカー名、塗装面積など細かく見積もりを出してもらうことで、どんな作業や材料が含まれているのかが明確にわかります。
見積もりの内容で不明点があれば、業者に質問してみることもおすすめです。
時には、自分の要望と異なる作業や塗料のグレードが含まれている場合もあるので、その作業を削除したり、塗料のグレードを下げたりして、見積もり金額を下げることもできます。
資格・許可を持っているか確認する
塗装業者が塗装技能士1級や建設業許可などの資格・許可を取得しているかを確認しましょう。ホームページを確認することで、どの資格・許可を取得しているかわかります。
資格や許可を取得しているということは、熟練の技術があり知識も豊富であるということです。安心して塗装工事を任せられる業者であるかの確認材料にもなります。
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「カジワラリフォーム」プロタイムズ加古川北店・南店は、加古川市・三木市・小野市・明石市・播磨市・稲美市・高砂市・神戸市西区などで外壁塗装工事を承っています。
豊富な施工実績と確かな技術を持ち、ご自宅の外壁の状況に合わせて最適な補修工事プランをご提案します。
また、外壁塗装にどのくらいの費用がかかるのか、無料見積もりシミュレーションをすることも可能。
延床面積や塗料の種類、お名前などの必要事項を入力するだけで見積もり計算ができます。
簡単に計算でき、ご自宅の外壁塗装にどのくらいの費用がかかるのか、費用相場を確かめられます。ぜひお気軽に試してみてください。
まとめ
外壁塗装の耐用年数は、塗料のグレードによって大きく異なります。
「安いから」という理由でグレードの低い塗料を選ぶと、数年もしないうちに再び外壁塗装工事をしなければならなくなり、余計にコストがかかってしまう可能性もあります。
ただ、耐用年数20年近くある高いグレードのものだと、予算オーバーしてしまう、という方もいるでしょう。
最適な塗料はどれなのか悩む方は、ぜひ「カジワラリフォーム」プロタイムズ加古川北店・南店へご相談ください。
お客様の予算や外壁の状況、ライフプランに合わせて最適な塗装工事をご提案させていただきます。