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加古川市、明石市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ明石大久保店・加古川北店・南店(株式会社カジワラリフォーム)です。
「雨漏りを修理したいけど、どこに頼めばいいのか分からない…」
築年数が経った住宅で雨漏りが発生したとき、多くの人がまず直面するのが「業者選びの悩み」でしょう。
雨漏り修理は、原因の特定から施工の品質、さらにはアフターケアまでが重要なため、「とにかく安い」「すぐ来る」といった言葉に惑わされ、業者選びを間違えてしまうと、再発や追加費用といったトラブルに繋がることもあります。
この記事では、信頼できる雨漏り修理業者をどう見極めればいいのか解説します。
後悔のない修理を実現するためのポイントを、具体的なチェック項目や探し方とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
雨漏り修理はどこに依頼するべき?
雨漏り修理に対応できる業者は複数あり、それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分のニーズに合った業者を選ぶことが重要です。
ここでは、雨漏り修理に対応できる業者の種類と、選ぶ際の注意点を解説します。
雨漏り修理に対応する業者の種類
雨漏り修理に対応できる業者は主に4種類あります。
ここでは、それぞれの業者の特徴と共に、利用するメリット・デメリットを解説します。
総合リフォーム会社
総合リフォーム会社は、屋根や外壁だけでなく、内装や水回りなど住宅全般のリフォームを手がける会社です。
【 依頼するメリット 】
●
壁紙や床の張り替えまでワンストップで対応可能
●
アフターサポートが手厚いことが多い
全体的な施工が可能な代わりに、屋根・外壁専門業者に比べると屋根・防水に特化した技術や経験が不足しているケースも珍しくありません。さらに、大手企業だと営業人件費が含まれるため、費用が割高になる場合があります。
屋根・外壁専門業者
屋根・外壁専門業者は、屋根工事や外壁塗装、防水工事を専門に手がける会社です。
【 依頼するメリット 】
●
施工の品質が高い
●
専門知識・技術に特化しているので、原因特定が早く的確
●
費用が比較的リーズナブル
ただし、職人型の中小業者が多く、実績や対応、品質にバラつきがある傾向が強いため、信頼できる会社を見極めるには、実績写真・施工保証・口コミの確認が必須になります。
地元の工務店や大工
地域に根ざして営業している中小規模の工務店や、個人の大工も雨漏り修理に対応できます。
【 依頼するメリット 】
●
地域密着で親身な対応
●
融通がきく・相談しやすい
ただし、検査機器や診断技術が乏しい場合や、保証や書面対応が不十分など、サービスが充実していないケースが見受けられる点には注意しましょう。
ハウスメーカーのアフターサービス
大手ハウスメーカーで建てた住宅には、定期点検や保証制度に基づいたアフターサービスが付いており、アフターサービスを活用すれば雨漏り修理に対応できるケースがあります。
【 依頼するメリット 】
●
建物の構造・図面を把握している
●
保証対象であれば無償対応も可能
ただし、保証サービスに関する手続きが多く、緊急性のある雨漏り対応には時間がかかる恐れがあるだけでなく、部分的な補修や応急処置は対応外になる場合もあるので注意しましょう。
信頼できる業者を見分ける5つのポイント
ここでは、信頼できる業者を見分けるポイントを5つ解説します。
どのポイントも簡単に実践できるので、初めて業者を選ぶ方はぜひ参考にしてみてください。
1.実績・口コミ・施工事例が豊富か
実績や口コミ、施工事例の豊富な修理会社は、様々なケースに対応できる力があります。
実績や口コミを確認する際には、SNS・Google口コミ・自社HPなど、多数の媒体からチェックすることをおすすめします。
当店は、加古川市や明石市などの施工実績を写真付きで掲載しています。
2.現地調査を丁寧に行なってくれるか
現地調査中は、屋根・外壁・天井裏などを細かく確認し、原因を正確に特定しようとする姿勢があるかを見ましょう。
また、無料の診断でも、詳細な診断報告書を出してくれるかも重要なポイントになります。
当店では、診断のプロによる無料診断サービスを実施しているので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
3.見積書の内訳が明確か
信頼できる雨漏り修理会社は、見積書の内訳を細かく明記してくれます。
「一式」表示ばかりの見積もりは、後から追加費用を請求される恐れがあるので、注意が必要です。
なお、雨漏り修理の費用は、工事内容や劣化状況によって大きく異なるため、費用の内訳に関する知識も重要になります。
相場や費用の内訳について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
4.保証やアフターフォローの有無
信頼できる雨漏り修理会社は、保証やアフターフォローがしっかりしている傾向があります。
工事後に不具合が出た場合の無償対応や、定期点検の有無などを事前に確認しましょう。
保証内容が明記されていない会社は、トラブル時に対応してもらえない可能性があるため、注意が必要です。
5.資格や所属団体の有無
「雨漏り診断士」などの資格があると、技術力や知識量の判断材料になります。
また、加盟団体に所属しているかも重要な判断材料です。例えば、「日本建築防水協会」や「全国住宅外壁診断士協会」「プロタイムズ」などの団体に加盟している会社は、一定の技術力や信頼性が期待できます。加えて、建設業許可番号の有無も忘れずに確認しましょう。
業者の探し方| 情報源とその活用法
雨漏り修理業者の探し方は複数あり、それぞれ得られる情報の傾向が異なります。
ここでは、業者選びの際に活用できる情報収集の方法を解説します。
Google検索
Google検索は、自宅周辺で営業している雨漏り修理会社を素早く探す手段として有効です。「地域名+雨漏り修理」などで検索すれば、地元の業者が一覧で表示され、公式サイトや口コミ、施工事例も確認できます。
すぐに近くの業者を探したい人や、自分で業者の比較・調査をしたい人におすすめなリサーチ方法です。
チラシ
チラシは、地元密着型の修理会社が自宅近くで営業していることを知る手段として有効です。新聞折込やポストに投函される広告には、限定割引や無料点検の案内が載っていることもあり、お得に依頼できる場合もありますが、活用する前には信頼できる会社であるか念入りに確認しましょう。
地元の業者に依頼したい人や、高齢の方・ネットに不慣れな人におすすめリサーチ方法です。
知人・近隣住民からの口コミ
知人や近隣住民からの口コミは、実際に利用した人の生の声を聞ける信頼性の高い情報源です。対応の丁寧さや費用感、修理後の様子など、ネットではわかりにくい実体験に基づいた情報が得られるため、業者選びの失敗リスクを減らせます。
業者選びに不安がある人や、ネット検索より対面での安心感を重視する人におすすめのリサーチ方法です。
地域密着型のイベントやセミナー
地域で開催されるイベントやセミナーでは、地元の工務店や修理会社がブース出展することがあります。実際に担当者と話ができ、施工事例や保証内容も確認できるため、人柄や対応力を見て判断しやすい魅力があります。
対面で信頼できる業者を選びたい人や、工事前にじっくり相談したい人におすすめのリサーチ方法です。
当店では、定期的にセミナーを開催しています。開催情報はこちらをご覧ください。
【業者選びで活用したい】偽の口コミを見抜くコツ
悪徳業者の中には、自社を良く見せるために、偽の口コミを書き込んでいる場合も珍しくありません。
口コミを確認する際には、以下のポイントを意識するとよいでしょう。
●
内容が極端にポジティブ、またはネガティブ
●
具体性がない、内容が薄い
●
同じような文体、タイミングの投稿が複数ある
●
星評価と本文の温度差が大きい
相談する際の流れと質問例
ここでは、問い合わせから契約までの流れと、初回相談時にしておきたい質問項目を紹介します。
1.お問い合わせ
修理会社をある程度絞れたら、電話やメール、公式ホームページから雨漏り修理について問い合わせましょう。
症状はできるだけ具体的に伝えることが重要であり、できれば写真を送付して相談すると、雨漏り箇所や被害の程度が分かりやすく、初期対応がスムーズになります。
< 質問例 >
Q. 雨漏りの調査にはどのくらい時間がかかりますか?
回答例.
「平均30分〜1時間程度です。状況によってはもう少し時間をいただく場合もございます」
Q. 写真付きの診断報告書はもらえますか?
回答例.
「はい、弊社では無料診断後に写真付きの詳細な報告書をお渡ししています。ご安心ください」
Q. 調査に費用はかかりますか?
回答例.
「無料で対応しております。ただし、特殊な高所作業や遠方の場合は事前にご説明の上、別途費用をいただく場合があります」
Q. 他社との相見積もりでも対応してもらえますか?
回答例.
「もちろんです。相見積もりのご相談も大歓迎ですので、安心してご検討ください」
2.現地調査・見積もり
問い合わせ後、業者が実際に現場を訪れ、雨漏りの原因や被害範囲を調査し、修理方法と費用を提示します。
業者によって費用が異なるため、相場より極端に高額、または不自然に安価な修理会社を見分けるためにも、最低2〜3社から相見積もりを取りましょう。
当店では、オンラインで簡単に見積もりができる、「簡単!無料見積もりシミュレーション」を実施しているので、活用してみることをおすすめします。
< 質問例 >
Q. 原因と思われる箇所と、その理由を教えてもらえますか?
回答例.
「屋根の棟板金が浮いている箇所が見受けられます。この部分から雨水が侵入する可能性が高いため、早急な補修が必要です」
Q. 修理にはどんな工事が必要ですか?
回答例.
「棟板金の固定とシーリング補修を行ない、再発防止のために全体の点検と必要な箇所の補強をご提案します」
Q. 使用する材料や工法について、詳しく教えてください。
回答例.
「使用するシーリング材は耐久性の高い変成シリコン系で、約10年の耐候性があります。工法は、既存部材の撤去後、適切な下地処理を施してから新規施工します」
3.契約
納得のいく見積もりがあったら、その会社と契約を結びます。
契約を結ぶ前には、以下の項目をチェックするように心がけましょう。
●
書面での保証明記
●
契約書・見積書の内容確認
●
再発時の対応・連絡体制
< 質問例 >
Q. 工事保証はどのような内容ですか?再発時の対応も含まれますか?
回答例.
「工事内容に応じて最長10年の保証を付けています。万が一の再発時には、保証範囲内で無償対応いたします」
Q. 契約書に記載されている金額以外に、追加費用が発生する可能性はありますか?
回答例.
「事前にご説明した内容以外の追加費用は発生しません。ただし、施工中に予想外の重大な劣化が発見された場合は、その都度ご相談の上、対応を決めさせていただきます」
Q. 工期はどれくらいかかりますか?天候による変更の対応は?
回答例.
「通常2〜3日ですが、天候によっては延期させていただく場合があります。その際は事前にご連絡し、最短で再調整いたします」
Q. 担当者や職人の連絡先・担当体制はどのようになっていますか?
回答例.
「担当者直通の電話番号をご案内します。また、工事中は現場責任者が常駐し、何かあればすぐ対応します」
悪徳業者に騙されないためのチェックリスト
ここでは、悪徳業者のよくある手口と、契約前に確認すべきポイントを具体例とともに紹介します。
よくある悪徳業者の手口
よくある悪徳業者の手口は以下のとおりです。
●
突然訪問してきて「無料点検」を持ちかけてくる
●
「今日契約すれば安くする」など即決を迫る
●
「すぐに工事しないと大変なことになる」など不安をあおる
●
契約後に追加料金を請求してくる
●
不必要な工事をすすめてくる
上記のような手口にあっても、すぐに契約せずに落ち着いて検討するようにしましょう。
注意すべきサイン
以下のサインに当てはまる会社の中には、悪徳業者が含まれることがあります。
●
事務所所在地が不明
●
会社の実態が不透明
●
担当者の言動に一貫性がない
施工実績やサービス内容だけでなく、会社の経営状態を確認すると、より確実に信頼できる修理会社に依頼できます。
実際の被害事例
ここでは、国民生活センターで相談された実際の被害事例を紹介します。
【事例】 「屋根瓦がずれているのが見えた」と来訪した業者との契約をクーリング・オフしたい
昨日、自宅に突然、「近くで工事をしているが、屋根瓦がずれているのが見えた。写真を撮って点検します」と言って業者が来訪した。気になっていたので頼むと、2人で屋根に上り、撮影した瓦の写真を見せられた。
「このままでは雨漏りするので工事は早いほうがよい。今なら資材の持ち合わせもあり、割引する」と勧誘され、約100万円で瓦を固定する工事の契約をした。
契約後、業者が帰ってから調べると、応急処置の工法のようで信用できない。まだ工事前だが、この契約はクーリング・オフできるだろうか。
(2023年8月受付 契約当事者:50歳代、女性)
訪問販売で契約を促してくる会社は、悪徳業者の可能性が高いです。
突然、修理会社に訪問され不安をあおるような内容を話された場合は、その場で契約せず、必ず複数の修理会社に状態を見てもらってから、工事の判断をするように心がけましょう。
雨漏りにお困りの方は、プロタイムズ明石大久保店・加古川北店・南店(株式会社カジワラリフォーム)にご相談ください
この記事では、雨漏り修理の信頼できる業者を見極めるポイントについて解説しました。
雨漏り修理を成功させるには、信頼できる会社を探すことが大切です。
「雨漏りを修理したいけど、信頼できる会社がなかなか見つからない」とお悩みの方は、実績とアフターサービスが充実している、プロタイムズ明石大久保店・加古川北店・南店(株式会社カジワラリフォーム)にご相談ください。